誉めること。簡単なようで今までの生活を振り返ってみると意外とできない事のように思えます。子育てについても、子供ができたことよりも、出来ていないことに目が行ってしまって誉める機会を逃してしまっている。会社でも仲の良いもの同士では誉め合うこともあると思いますが、苦手な人とか嫌いな人については誉めるなんて想像もつかないし、気にくわないところが目立って見えてしまう。そんなことないでしょうか。

人間関係の悪化はパフォーマンスを低下させる

嫌いな人が同じ職場にいるとそれだけで会社にいくのが面倒になってしまうものです。悪いところが見えてしまうし、向こうも恐らく自分を好ましく思っていないのがわかっている。しかし、仕事なので何らかのやり取りはその人としないといけない。でも、嫌いだから、嫌われているから仕事の進捗に支障が出てしまう。こんな人間関係ができてしまっていると、何よりも自分自身の仕事パフォーマンスを低下させてしまいますよね。出来ることならば気持ちよく仕事ができるような人間関係を持ちたいものです。

嫌いだけどここだけは認めざるを得ないところはないか

嫌いな人がいるとその人全部を嫌いになってしまうものです。いわゆる坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという感じで。こう考えるのは人の常ですし何もおかしいことではないと思います。ただ、仕事に支障を来している、または自分自身のメンタルに支障を来しているのであれば、その人の常である「全部嫌い」を多少修正をして行動に移していく必要があると思います。

そこで提案したいのが、その嫌いな人の事でここだけは肯定的に認めざるを得ないところを見つけてみることです。何をやらせても全てダメっていうケースもあることはあるでしょうが、その場合はマネジメントの課題であり嫌いな人のためにどのように仕事に支障が出ているかを感情抜きに上司に報告するだけです。しかし、何かしらの長所を持っているのが大抵のケースではないかと思います。その長所が何かを一旦冷静な目線で考えてみてください。

その長所をさらっと誉めてみる

その長所をあえて誉めてみるのは今までのその嫌いな人と自分とのやり取りに変化を与える行動です。恐らく今までとは違った反応が返ってくる事と思います。その違う反応を契機に人間関係の改善を図ることができます。もちろん褒め方も大事です。わざとらしい褒め方は当然NG。また、会話の文脈を無視した褒め方も違和感を与えてしまいます。一番良いタイミングは、その人の長所が活かされたタイミングです。その時にさらっと誉めてみる。誉めると言っても上から目線で誉めるのではなく、敬意をもって誉める。そこから変化が生まれてくると思います。

人間関係がうまくいかないときは今までと同じことをしていては変化は生まれず同じところをループしてしまうだけです。そのループを断ち切るには今までと違うことをしないと行けません。せっかく今までと違うことをするのでしたらポジティブな何かで変えていきたいものです。