メンタルヘルス

辛いときこそいろんな選択肢を探してみよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
選択肢

先日Twitterを眺めていたら、このようなTweetがありました。

そうだよなぁ、と思います。ミスをしてはいけないというのは仕事をする上で大事なことだと思いますし、そうならないように試行錯誤することも大事だとは思います。しかし、そのミスをしてはいけないという思いが四六時中あるのでしたらちょっと立ち止まって自分を見つめ直してみると良いかもしれません。

私の体験話で恐縮なのですが、私が会社勤めをしていたころ、私が担当している仕事はアウトソーシングの現場でした。お客様企業から業務委託を受けて代わりに業務を行うというものです。アウトソーシングの怖い点というのが絶対にミスをしてはならないというところでして、実際私の現場もそういう風に言われてきました。ところが立ち上げたばかりのプロジェクトだったためにルールも曖昧、手順も曖昧でカットオーバーされたために、現場ではとんでもないミスが連発していました。もちろん私も大きなミスをしてしまってお客さんに迷惑をかけてしまってました。この自分のミスでお客さんが迷惑するというのが一番つらいですね。そして、ミスをするとそのミスのリカバリーで更に仕事量が増え、徹夜で作業するというのが何日もありました。こういうことが続いたために私も含め現場では極端にミスを恐れてしまうようになり、退職する人が増えていきました。ミスをしてはいけないというのは言葉にすると簡単ですが実際にそれをエンドレスで感じ続けることは、非常にストレスの高いことなのだと思います。このような職場だったので、このミスをしてはいけないという考えは私生活にも影響がありました。何をするにも準備周到じゃないと安心できない、安心できるくらいの準備や保険がかけられないならやらない、といった後ろ向きの姿勢が完全に染み付いてしまっていたんですね。そうなると活動的にもなれないし、ちょっとのリスクも怖くなってしまう。今思い返せば臆病になっていたんだと思います。

その臆病から自分はどう変わったか。私の場合は会社を辞めたことがきっかけになりました。会社を辞めるという選択肢は、現場でバタバタしていたときは思いもよらない事だったのですが、ある時心の限界が来たのでしょうね、「辞めてもいいんじゃない??」と思えるようになりました。そして会社を辞めて個人事業主としてカウンセリングを行うことにしました。そうなった時何かをミスをしても困るのは自分だけだし、そのリカバリーも自分でできる。チャレンジすることも、リスクを避けることも自分次第でできる、私の場合はこういう環境の変化をもたらすことで、ミスをしてはいけないという思いから開放されたように思います。もちろん、カウンセリングをさせていただく際はミスと言うか、適当なことをしないように細心の注意をしています。

さて、ここで冒頭のTweetに話を戻しますと、○○してはいけない、○○ねばならないという思考というのは他の選択肢が認識されていない状態なのではないかと思います。そして、私はよくカウンセリングで思うのは「他の選択肢がない」ことが一番つらいことなのだということです。いやだけど、やりたくないけど○○ねばならない、この二律背反の心理的状況は相当なストレスとなり、最終的には自分の心身に影響をもたらすと思っています。

さて、この選択肢が他にないというのは事実でしょうか。改めて考えてみてください。自分を縛っていることを一旦で良いので外してみて自分が選びうる今まで見られなかった、気づいていても見ないふりをしていた選択肢はありませんか。

※今回Tweetを引用させて頂いたcotree様のHPはこちらです

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

悩みの具体的な解決方法が見つかるDearLifeのカウンセリング

DearLifeでは短期療法(ブリーフセラピー)、SFA(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)を主に行っています。これは単に話を聞くだけだった従来のカウンセリングに、クライエントの抱える課題、問題について解決方法を導き出すプロセスを加えたカウンセリング手法です。この手法によって多くのクライエントから「自分が何をしたら良いかわかった」「今できることが見つかった」など大変好評を頂いております。ぜひお試しください。

カウンセリングルームDearLifeカウンセラー高井聡一郎

会社員時代には営業、技術、人事とさまざまな分野の領域を経験。人事の仕事の傍ら産業カウンセラーの資格を取得。2013年の独立後、数百回以上の臨床面接を行った実績を持つ。現在放送大学で心理と教育のコースで心理学を専門に習得中。3人の子の親。

ご予約はこちらから