コラム

リアルの世界で弱音を吐くのはだめですか??

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
弱音

弱音を吐く。そう聞いて皆さんはどのような印象を受けるでしょうか。情けない、かっこわるい、そういうイメージでしょうか。私が子供の頃は「男なんだから弱音を吐くな」なんて言われて怒られたこともあります。弱音を吐くことは恐らくネガティブなイメージのほうが強そうに感じています。

しかし、弱音を吐かずにはいられないというのも人間の特性なのだと思います。SNSを見ていると、ネガティブなコメントやTweetをされているアカウントが散見されます。SNSの場合、必ずしもその弱音に対して返信が来るとは限らないにも関わらず、弱音をここに零していたいという印象を受けます。でも、そういった弱音に対して私はネガティブな印象はありません。「あぁ、辛いんだなぁ」という感じで見ています。他の方のその弱音に対するリプライもどちらかと言うと叱咤激励というより、大丈夫??と心配するほうが多いのです。そう思うと上記で書いたように、弱音は情けないもの、かっこわるいものではなく少なくともSNS上では共感するというか、投稿された人の気持を慮るようなものになっているかもしれません。もっとも私がフォローさせていただいている方々が優しい方が多いというのも確かにあるとは思います。

さて、SNSのようにバーチャルな世界から目を転じてリアルの世界での弱音について考えてみます。弱音を吐けるかどうか、弱音を吐いたところでどのようなリアクションが予想されるか。これは環境に依存すると思われます。バーチャルなSNSにはあまり環境因が悪い影響を及ぼすことはないと思ってます。吐いた弱音に対して厳しいことを言ってくる人がいたらブロックをすれば良いわけで、自分にとって都合の良い環境を作ることが可能だからです。しかし、リアルはそうはいかない。会社に行けば上司、同僚部下後輩がいて、家に帰れば妻、夫、祖父母、子供がいて。こういう環境の中でSNSのように思うがままの弱音を言うことは難しいかもしれません。やはり、弱音を吐く相手、時、場所を考えた上でそれでOKだったら初めて弱音を吐くことができる。SNSと比較して弱音を吐くことは限定的にならざるを得ないのではないかと思います。

ですが、リアルの世界でもし上手に弱音を吐けて、相手も上手に聞いてくれたならばこれはとても嬉しい、受け入れられた、弱くてもOKって言ってもらえたというようなプラスの感情も大きいものになるのではないかと思います。これはSNSよりももっと大きい効果を有するかもしれません。

私はリアルでの弱音についても出せるときには出してほしいなと思います。ただリアルの世界では先程も書いたように、相手、時、場所を選定して出したほうがいいと思います。ただ、上手に弱音を吐けない人もいるでしょうから会社員の時の私の方法をご紹介します。私は弱音を吐くときには聞いてくれそうな人のところへ行って素直に「ごめん、弱音言っていい??」と断って言うようにしていました。この先に断ってから弱音を吐くのって結構使えました。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加