感情のコントロール

ネガティブ感情に呑み込まれないためのメタ認知

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放送大学の試験も終わり、ようやく落ち着いた日々を迎えています。お仕事の方も落ち着いてしまっており、空いた時間が増えています。その時間を持て余すのはもったいないので最近は読書をしています。試験が終わってから3冊くらい読みました。

さて、今日はネガティブ感情への対処について私なりの考えや方法を書いてみようと思います。タイトルに挙げていますように、私は感情への処理としてメタ認知というものをおすすめしたいと考えています。

メタ認知とは

メタ認知(メタにんち)とは認知を認知すること。 人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。 それをおこなう能力をメタ認知能力という。Wikipediaより

認知を認知する。何の事だかさっぱりな説明に見えると思います。この認知の認知というのをより噛み砕いた感じで説明をしてみますと、例えば「あいつ、ムカつく〜」という怒りの感情があったとします。そこで何もしなければ怒りの感情に呑まれたままです。しかし、ここでメタ認知をしてみると「あ、私あいつに腹を立てているんだな」という感じで、怒りという認知からちょっと離れたところで捉えてみる。これがメタ認知です。

メタ認知のもたらすメリット

メタ認知は感情の処理についてもそうですし、教育心理の面でも大きく取り上げられています。自分がどこまでわかっているのかとか、自分がやろうとしていることを見つめ直してみるとか。では、感情の処理についてのメタ認知のメリットは何が考えられるでしょうか。メタ認知をしないと、上記で上げたように怒りの感情だけが心のなかに満たされてしまい、それが行動に出てしまう。大方の場合感情に任せた行動はあとで後悔することが多いようですので、感情(特にネガティブな感情)に心身を乗っ取られた状態というのはあまり好ましいものではないと思っています。そうならないようにメタ認知を働かせて、怒りを感じている自分「も」いるんだなと、考え直してみてください。よくネガティブ感情が上がってきてしまうと、何とかそれを押し込めて冷静になろうとするものですが、メタ認知はそうではなくて「怒っている自分を素直に認める」という側面があります。そのため、感情を押さえ込むと言ったエネルギーを使う必要がなくなること、感情に身を任せた行動が抑制されることと言ったメリットが考えられます。

メタ認知をするにはどうすれば良いのか

実はこのメタ認知というのは慣れている方は自分一人でできるケースも有るのですが、大抵は独りでするのは結構難しいものです。ですので、このメタ認知をするためにはやはり話を聞いてくれる人にこの感情を話してみるのが一番手っ取り早い方法だと思います。ただ、聞き手のヒアリングスキルによって上手にメタ認知できるかどうかが左右されます。そこでカウンセラーの出番です。というと宣伝っぽくなるので今回はちょっと脇においておいて、自分でやれるメタ認知の方法の一つをご紹介してみようと思います。それは文字に起こすことです。感情というのはなかなか表現がしづらいものですが、それをあえて文字に起こしてみてください。言語化するというのは頭の整理にとても有効です。思うがままに書いてみてください。誰かに見せるものではないので文脈であったり誤字脱字はきにしないで書いてみる。そして、それが書き終わったら、ちょっと時間を置いてみてそのメモに目を通してみる。そうすると、自分がどんな怒りを感じているかを客観的に見ることができると思います。おそらくメモを書いていたときとはちょっと違った視点で見ることができるでしょう。

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