いつでも辞められるように今からキャリアデザインをしておこう

今の職場に満足とまではいってないにしても、そこそこ満足している、そういう職場で働いている方にお伝えしておきたいこと、それは「いつでも辞められるようにキャリアデザインをしておく」です。満足しているんだから辞めることを想定するなんてありえないと思われるかもしれません。ですが、私はキャリアデザインは職場に満足しているしていないに関わらず常に念頭に置いておいてほしいと思います。

労働市場で評価されるキャリアを作る

いま職場に満足しているのでしたら、おそらくその会社の中での自分の評価はポジティブなものなのだと思います。ですので、安心して働いていけるのでしょう。しかし、その評価はあくまで会社内での評価であり、もしかしたらその会社だけにしか通用しないスキルを積み上げていることになってはいないでしょうか。そういうスキルをスペシフィックスキルと呼びます。このスキルが向上するとその会社ではスキルの高い人材として評価されます。問題はそれが会社外の労働市場で評価されるかです。会社に会社の個性があるため、その個性に沿ったスキルを身につけることは大事なこと。しかし、そのスキルばかりを磨いているとあるリスクも増えていくと思っています。

今の職場はいつなくなってもおかしくないというリスク

今の時代はとても流動的です。常に安泰というものは極めてレアなケースだと思っています。私自身、不景気によって担当していた仕事がごっそりなくなった経験をしています。そんな時その職場で培ったスペシフィックスキルは使えなくなっていました。そして、異動先の職場では全くの未経験の職場でした。はっきり言って付いていくのやっとでした。その時に痛感したのが、こうなる前からゼネラルスキル、いわゆるどこでも通用するようなスキルを持っておくべきだったということです。

まさか自分の仕事がごっそりなくなるなんて想像もできないことでしたが、今になって思うのは私のリスクマネジメントが甘かったということです。このような私の体験は珍しいものなのでしょうか。私はそうは思っていません。東芝やシャープのように就職希望ランキングの上位の常連だった会社が危機にさらされる時代です。それを対岸の火事として見るか、明日は我が身と思うかで自分のキャリア形成の動機が大きく変わります。もちろん無駄に不安を煽るつもりはないのですが、「今の職場に満足だからこのままでいい」という考えがあるようでしたら、一旦それを止めてみて、もし今の仕事がなくなったらどうするという問いかけをしてほしいと思います。そして、今の自分が労働市場で価値があるスキルが有るかどうかの吟味をしてみてください。

いざとなったら他の会社に移れるだけの力をつけるには、つねに自分の労働市場における価値を「客観的に」把握しておかなければなりません。その上で、戦略的にキャリアデザインをしていく必要があります。『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』日野 瑛太郎

市場価値を知る一番手っ取り早い方法

それは転職サイトに登録することです。転職するつもりがなくても、です。あと、人材紹介サービスにも登録してもいいと思います。そして、その結果自分にどれだけのオファーが来るかを見てみてください。それなりの条件でオファーが来るようだったら労働市場で評価されるスキル、経験があるらしいと思ってもいいかと思います。もっともオファーがあったので安心、で終わらないでください。上記で書いたようなリスクを認識しておいて、ゼネラルスキルを磨いておいてほしいと思います。

DearLifeへのお問合わせはこちらから